2015年12月22日火曜日

ふくとワイン (三宜楼 -- 春帆楼)3/6(日) Fugu et Vins à SHUNPANRO - SANKIROU 6 mars






第12回 ワインセミナー(北九州)

ふくとワイン

場所: 三宜楼(北九州市門司区清滝[場所])
日時: 2016年3月6日(日) 11時から受付、11時半頃から館内見学、12時から会食と試飲(予定)
会費: 12,500円
試飲ワイン:
ヴァンファン本浜のワインと春帆楼のふくを、門司港の三宜楼で楽しみます。
三宜楼は、昭和6年築木造3階建の門司港の栄華を象徴する素晴らしい文化財です。下関の名店春帆楼は、伊藤博文も愛したふく料理公許第1号店、日清講和条約締結の場でもある由緒あるお店で、現在三宜楼茶寮のお料理も担当されています。当日はワイン会のために腕を奮っていただきます。北九州の地で、この上ない素晴らしい組み合わせになること請け合いです!また、当日は
ワインセミナーの前に館内のミニ見学会も予定しています。皆様どうぞご期待ください。

試飲ワインの紹介>[ブログ:三宜楼のワインセミナーのワイン]
(2016年2月14日追記)

Chers amis, la fameuse maison SHUNPARO originaire de Shimonoseki furent les premiers à détenir la licence pour préparer le poisson Fugu. Shunparo vient juste d'ouvrir un restaurant à Mojiko dans la maison historique SANKIROU. Nous, Vins Fins Motohama, sommes très heureux d'organiser une visite de ce lieu mythique avec un repas de fugu préparé par Shunparo et dégustation de nos vins.

Pour cet évenement nous avons selectionné les vins suivants:
- Gevrey-Chambertin Premier Cru Les Perrières 06 Domaine Pierre Naigeon
- Château Belle Brise à Pomerol 02
- Meursault 11 Domaine Henri Germain et Fils.

Le prix pour ce repas avec les vins est de ¥ 12500.
La date reste à fixer. Ce sera un dimanche vers midi, fin Février ou début Mars




More...

2015年12月20日日曜日

Recent tasting

Winter is good for tasting great wines...


Château Belle Brise 02 - Pomerol. The style is the old Bordeaux style ante-Parker era. This is the kind of wine one cannot find in Bordeaux anymore: no silly extraction, no micro-oxygenation, etc... This 02 Pomerol wines shows a very nice evolution still with freshness, incredible velvety tannins and unique aromas. Great!
Meursault 11 Domaine Henri Germain et Fils. Germain's vilage wines are at their best after about 7 years keeping (in a good cellar). This wines was 5 years old and I hesitated a bit before opening it. I did and it was a good thing. A slight reduction, rather mineral with slight freshness with also a touch of glycerine, amazing aromas -- definetly Meursault! -- very precise, perfect balance.
Chassagne-Montrachet Morgeot Premier Cru 06 Domaine Henri Germain et Fils. This wine is at its best. Grand vin.
Chambolle-Musigny 07 Domaine Pierre Naigeon. I know this wine quite well, it is amazing. It is elegant as one could expect from a village wine from Chambolle, but it has some strength and nothing upsetting. Perfect Chambolle Village for me.

2015年11月23日月曜日

新年会 1/10(日)13時 New Year Party - Sun 10th of January.

Fête de début d’année 新年会
2015年1月10日(日)
13時開始
L'Ami (ラミ) 小倉北区馬借1-7-17
参加費 8,000



年末年始恒例のヴァンファン本浜のパーティ。今年は新年会を企画しました。フランス流新年会を皆さんにご紹介します。上級の美味しいワインをワイワイ楽しみましょう!


Menu メニュー:
Entrée アントレ
Saumon fumé
サーモン・フュメ サラダ仕立て

Plat principal メイン
Agneau
骨付き羊のロティ
Soupe à l'oignon gratinée
オニオングラタンスープ

Dessert デザート
Galette des rois

ガレット・デ・ロワ

Liste des vins ワインリスト: 
(2016年1月8日時点)

December is so busy and we eventually ran late... so we decided to organize the
Vins Fins Motohama New Year Party on Sunday the 10th of January.

It will take place at  
 L'Ami restaurant in Kokura.
We will share diner and wines.

Regarding wines we will have:
- Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 06 Domaine Pierre Naigeon
- Meursault Premier Cru Les Cras 10 Domaine Buisson-Charles
- Pommard Premier Cru Argillières Antoine Petitprez ULIZ

What about food ? I have already ideas but will tell you later. That will be french and typical for the season. That is a secret then... (but if you ask me very kindly I will let you know).



Price will be 8000yens.

We hope to see you there to share some good time, food and wine with us.

Kind regards to all.
Yoko and Vincent.

2015年11月20日金曜日

福岡ワインセミナー  ブルゴーニュのクリマ・ワイン入門

福岡ワインセミナー
ブルゴーニュのクリマ・ワイン入門


第1回: 2016年1月30日(土)13時より (予定、以降第3土曜)
場所: ビストロTABATA
会費: 20,000円(試飲ワイン代込み)



目標
「クリマ」と「クリマワイン」について知る。

「クリマ」は、AOCと呼ばれるフランス政府が制定したクリマの分類・格付制度や、近年ではユネスコの世界遺産の登録、ワイン市場ではクリマの名前でワインが販売されているように、実際に存在する言葉です。セミナーを通して、クリマを理解しましょう。

1時間の講座と30分の試飲とオープン・ディスカッションのセミナーを4回にわたって行うシリーズです。

4回のセミナーで学習することで、ワインとクリマについて基礎知識を獲得し、上級のクリマワインを試飲し楽しむことができるようになります。

セミナーのポイント
- ブルゴーニュの紹介、地理や村など
- 良いクリマとは? クオリティーについて
- クリマ・ワインとは?
- どんな味? 赤は? 白は?
- どうしてそれが興味深いのか?
- どうやって作るのか? 赤は? 白は?
- ブルゴーニュに求めるものは何か?

オープン・ディスカッション
特に
- 誰が作るのか? 
- ブルゴーニュのワイン作りの流行は?

ワイン試飲
毎回テーマにあわせた上質のワインを12種類試飲します。

講師
本浜陽子、シュミット・ヴァンサン(ヴァンファン本浜のワインバイヤー)
毎年23ヶ月かけてブルゴーニュとその他のフランスのワイン生産地を巡り、生産者や醸造の専門家たちと議論を交わし、試飲を重ね、ワインを仕入れています。その経験から得た知識を皆さんにご紹介します。


セミナー内容
セミナー1 ブルゴーニュの地理
クリマとAOC

セミナー2 クリマ・ワインの味わい(そしてクリマ・ワインでない味わい)
クリマ・ワインに求めるもの
試飲方法
貴重なアロマとは? 赤と白それぞれの場合
クリマの品質指標
土壌の地質+局所気候・・・斜面の傾き、水はけ、日当たり、風
生産年の影響

セミナー3、4 ブルゴーニュのクリマワインの作り方
赤ワイン、白ワイン


次回シリーズでは、アペラシオンごとに試飲を行いながらのセミナーを考えています。ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、ムルソー、ポマール、ヴォルネイなど。



コルトン・シャルルマーニュ2007ウリーズ Corton Charlemagne 07 ULIZ

May the Force be with You!


こちらも温泉で試飲しました。大変力強いワインです。少し樽香がきいていますが、ブドウジュースの力強さとよいバランスがとれているので、それもよし。このワインは、比較的ストレートで力強く、余韻も長いですが重たるはなく、大変印象的です。樽香はあまり私の好みのスタイルではないのですが、正直このワインは大好きです。
This one also was during at the Onsen party. Very powerful wine, slightly oaky but that is ok since it is well balanced by the strength of the juice. The wine is rather straight, powerful and long in mouth, not on the heavy side, overall impressive. The oaky touch is usually not the style I appreciate much but, to be honest, I liked much this wine.

2015年11月19日木曜日

マジ・シャンベルタン2009 ピエール・ネジョン Mazys 09 - Pierre Naigeon


「グランクリュと温泉」セミナーで仲間と一緒に試飲しました。大満足でした。一言言わせていただくと、良く作られたブルゴーニュのグラン・クリュのワインを見つけることは大変難しいのです。それがどんなお値段でもです。けれど、このワインはまさに良く作られたグラン・クリュでした。大変素晴らしいタンニンのある、これぞマジの典型の味わいです。既に大変素晴らしいですが、3~4年後にはもっと素晴らしくなると思います。スタイルについて: 抽出は適度で、マセレーション中に全房を一部用いています。これは2009年だから出来たことです。発酵のアロマは消失し、現時点ではかなり明確な味わいになっていて、マジはこうあるべき!という姿になっています。素晴らしいレッスンでした!

追記: ブドウは、この区画の中で最高の場所であるマジ上部から来ています。ですから、もし貴方が本物の素晴らしいマジをお探しでしたら、心からこのワインをお勧めします。

参照> 
Mazys Chambertin Grand Cru 2009 Pierre Naigeon マジ・シャンベルタン グラン・クリュ 2009 ピエール・ネジョン

Drunk at the Onsen party with friends. For me it was very satisfying. Let me explain: I find quite difficult to find Burgundy Grand Cru wines which are well made (whatever their prices). This one is. It tastes very typical of Mazys with exquisite tannins. It was already excellent and I think that it should get even better with 3-4 more years. About the style: extractions are reasonable and there were some whole berries during the maceration phase because the vintage 09 allowed it. It is rather precise now, fermention aromas have disappeared by now, so it really tastes like Mazys should. Great lesson!

Note: I know grapes come from the upper part of Mazys which is supposed to be the best area of the parcel. So if you are looking for a genuine and great Mazys I recommend without hesitation this bottle.

2015年11月3日火曜日

2015年収穫・・・ドメーヌ・ジャナン ムーラン・ア・ヴォン Vendanges 2015 - Janin - Moulin-À-Vent

ワインスクール研修 9/4。ロマネシュ=トラン村のドメーヌ・ポール・ジャナン・エ・フィス訪問。つい数日前に彼らのムーラン・ア・ヴォンを収穫したばかりでした。エリック・ジャナンが、いわゆる「セミ・カルボニック」マセレーション、または「ボジョレーの醸造」と呼ばれる、全房を用いたマセレーションを説明してくれました。ブドウはコンクリートの槽に入れられていて、上から覗き込んだり、実際に槽上部の潰れていないブドウを味見したりして、果皮内マセレーションの効果を体験しました。カルボニック・マセレーションの3日目と5日目の違いは、私たち誰もがよく分かりました。複雑な全房を用いたマセレーションを理解するのに最適な、大変興味深い実習でした。今回私たちは本当にラッキーでした。快く迎え入れてくれて、詳しく説明してくれたエリックに感謝!

Wine school trip - Friday 4th of September. We visited Domaine Paul Janin Et Fils in Romanèche-Thorins. They harvested their Moulin-À-Vent parcels a couple of days ago. Éric Janin explained us about "whole-berry" maceration also called "semi-carbonic" maceration or "vinification Beaujoloise". Grapes were within concrete vats so that we could notice the effects of pelicular maceration by inspecting and tasting uncrushed berries from the top of the vats. We could easily distinguish between 3 and 5 days of carbonic maceration. A very interesting experience, ideal to understand the intricate whole-berry maceration process. We were lucky to see this. Great thanks to Éric for welcoming us and for his great explainations.

Tannin migration from the skin to the inside of the grape!
果皮のタンニンがブドウの実の内部に移っていく様子!
Petite séance de photos...いくつかの写真をどうぞ

video



Click to get the video ビデオはこちら


Yoko Motohama and Éric Janin
本浜陽子とエリック・ジャナン


Harvest in small boxes
収穫ブドウを運搬するための小さな箱
Sorting table
選果台

Concrete vats
コンクリート槽




Whole berry maceration
全房を用いたマセレーション

Tasting berries from the top of the vat
槽のマセレーション上部のブドウを味見

2015年の収穫・・・ドメーヌ・アンリ・ジェルマン(ムルソー) Vendanges 2015 - Germain - Meursault

ブルゴーニュでのワインスクール研修! 9月3日と4日にドメーヌ・アンリ・ジェルマンを訪問しました。4日の朝には、ムルソー赤「クロ・デ・ムーシュ」を収穫しました。最高のブドウの出来です。収穫したブドウを醸造所で選果テーブルにて選別しますが、取り除く悪い部分はわずかです。快く受け入れてくださったジャン=フランソワと彼のチームに感謝!

Wine school trip in Burgundy. We visited Domaine Henri Germain on the 3rd and 4th of September. In the morning of the 4th they harvested Meursault red "Clos des Mouches". Top-notch grapes, there was a sorting table but very little to get rid of. Thanks to Jean-François and his team to welcome us.

Table de tri: à Jean-François Germain et sa mère
選果台: ジャン=フランソワ・ジェルマンと彼の母
Monsieur Henri Germain lui-même...
アンリ・ジェルマンご自身も!

Harvest in little trays
浅いトレーにいれた収穫したブドウ

Sorting remains a family business... 選別は家族の仕事です

video


Inspection of Chardonnay
シャルドネのブドウの出来を調査中

JFG + school team
ジャン=フランソワ・ジェルマンとワインスクールのメンバー
Meursault Village 12 in hands... Pfff...  Great and classy! Thanks JF.
ムルソー村名2012年を手に。エレガントないでたちの二人! ジャン=フランソワありがとう。


2015年10月29日木曜日

11/14温泉でグランクリュ! 試飲ワイン紹介

温泉でグランクリュ! 試飲ワイン

2015年11月14日17時半より 脇田温泉楠水閣にて

[詳細はこちら]

赤ワイン

2009年は、日照りが多く、ブドウが良い熟成をした年です。こういう年は、若いときから楽しめるワインになります。これらのワインは今、中年の頃を迎えています・・・で問題は、これらのワインが良い熟成をしているかどうかです!?

今回私たちは、異なる生産者の2009年の赤ワイン3種類を比較します。これら3種類はどれもコート・ド・ニュイ、うち2つはジュヴレ・シャンベルタンで、かつ一つはグラン・クリュです。今回はブラインド試飲をお勧めします!ではこれら3つのワインをご紹介します。

マジ・シャンベルタン(グラン・クリュ)2009 ドメーヌ・ピエール・ネジョン[詳細]

ピエールの畑は、マジ・シャンベルタンの区画のうち斜面上部(オー)にあります。マジは、ジュヴレの中でも、地質学上大変特異な土壌です。ジュヴレのグラン・クリュとプルミエ・クリュの殆どは、クリノイド(ウミユリ)石灰岩土壌上にあるのですが、マジとラヴォーだけは違います。このことから、なぜこの2つの区画がかなり特別なワインを作るのか説明づけられるかもしれません。マジ上部は、基岩の上に、石が多く混じった大変薄い表土の土壌です。マジのワインはかなり特別な味わいで、言葉で説明するのは大変難しいのですが、敢えて言うなら大変繊細なタンニンと甘みのある特徴的なスパイスのアロマです。(マジの味わいは、良く作られたマジを試飲すれば一目瞭然です!)2009年のマジ上部のワインは期待大です。生産者ピエール・ネジョンのスタイルは、最上のタンニンを取り出すソフトな抽出で、まさに「最上中の最上」なのです。彼のこのスタイルは、上質のタンニンを多く作り出すグラン・クリュの区画に大変適しています。

ピエール・ネジョン(左)とヴァンサン・シュミット

ピエール・ネジョンとマジの畑(左奥上部)

ジュヴレ・シャンベルタン エヴォセル 2009 ドメーヌ・ルシアン・ボワイヨ・エ・フィス[詳細]

エヴォセルの区画はラヴォーの谷の北側、斜面中部に位置します。実は、ジュヴレ・シャンベルタン村の北にあるブロション村の中にあることもあってか、プルミエ・クリュに格付けされていませんが、土壌は、ジュヴレのグラン・クリュと同じクリノイド石灰岩土壌上です。ジュヴレを良く知る人たちの間では、エヴォセルはジュヴレ・シャンベルタンの中で最高のヴィラージュ(村名ワイン)として知られています。ドメーヌ・ルシアン・ボワイヨでワイン作りを行うピエール・ボワイヨのスタイルは、大変古典的で、上質の澱上で長い樽熟成を行い、力強いと同時にエレガントなワインを追求しています。

ピエール・ボワイヨ(2015年9月)

ル・シャピトル2009 アントワン・プティプレ(ウリーズ)[詳細]

ル・シャピトルはコート・ド・ニュイの最北端の区画で、ディジョンのすぐ南のシュノーヴ村にあります。地質学的アクシデントで特異な土壌が表れていて、ミュジニーと同じ、かのコンブランシェン石灰岩と同じ基岩なのです。この区画のクオリティーは長いこと知られており、特に19世紀のラヴァル博士の研究でも大変高く評価されています。ル・シャピトルは、一般的なジュヴレ村名ワインの区画よりもずっと上質で興味深いワインを産出していると私も思います。2週間前に私もこのワインを再度試飲する機会がありましたが、これこそ私の好きなブルゴーニュワインのあるべき姿だと言ってもよいと思います。このタイプのブルゴーニュ赤の本物のマジックワインに、私は2009年のワインの中では初めて出会いました。

本浜陽子とアントワン・プティプレ(右)

白ワイン

白ワインは、コルトン・グラン・クリュとプイィ・フュイッセを試飲します。プイィはボーヌのグラン・クリュと比較してどうでしょう?

コルトン・シャルルマーニュ(グラン・クリュ)2007 アントワン・プティプレ(ウリーズ)[詳細]

このワインの区画は、コルトンの山の東側の斜面上部にあります。このワインは力強く、典型的なミネラル感と、まるで「タンニン」のようなの味わい、コルトンのワインの黄金の色(酸化していません)。3年ほど前に何度が試飲しましたが、本当に納得のワインでした。さあ再度試飲の時です!

アントワン・プティプレ

プイィ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012 ドメーヌ・ピエール・ヴェシゴー[詳細]

フュイッセ村にある区画のブドウです。ワイン作りはブルゴーニュの伝統的スタイルで、アルコール発酵とマロラクティック発酵の2つの発酵と長い樽熟成を220リットルのブルゴーニュ式の木樽で行います。最近私たちは彼のワインを何度も試飲していますが、かなり力強く、複雑なアロマが正確に表現されています。ピエール・ヴェシゴーは、奥深いプイィ・フュイッセのワインを手ごろな価格に抑えて作りあげています。現在私たちのお客様の多くに大変好評いただいています。

ピエール・ヴェシゴー

2015年10月21日水曜日

美味しい渋み・タンニンについて

この時期になると、実家の母は庭の柿仕事に追われます。渋柿をせっせと剥いて麻紐に吊るして干し柿にしたり、焼酎に漬け込んで樽柿にしたり、などなど、田舎の山の恵みを満喫できるのも秋の楽しみです。

ところで、皆さんに渋みとは?と聞かれたら、渋柿の渋みを不味い渋み・タンニンとして挙げるとすぐ納得されるので、わたしも多用しがちだったのですが、最近ちょっとこの事で考えることがありました。


ある方が、「ブルゴーニュ(の赤ワイン)にタンニンは不要」という要旨をブログで仰られていました。
あれ?と私は思い、日本国内での色々な方のワインコメントなどをおさらいしてみました。
確かに、渋みやタンニンについては、タンニンがあることイコール欠点のような単純なコメント以外には、タンニンについて言及されているものを見ることは殆どありません。昨今の流行なのか、ワインの味わいはとても詩的に表現される方が多いのですが、そこに渋みを想像させるものはまずありません。
確かに日本では果物のブドウを食べるとき、皆皮を食べないものなあ。渋みは日本人は受け付けないのかしら??


ヴァンサンにもタンニンについて聞いてみました。
彼曰く、赤ワインというのは本質的にタンニンの品質(を楽しむもの)です。でなければ白ワインを飲んだほうがいい。赤ワインのテロワールの偉大さというのは、それが与えるタンニンの質と量を言うのです。タンニンの多少の例を挙げれば、サヴィニーはあまりタンニンがない、ジュヴレ・カスティエやポマールの南などはタンニンが多い、など区画(土壌と局所気候)によります。
けれど実際は、全房発酵で非常に弱い抽出のワインが昨今の流行である(だった)ことも本当です。タンニンが少ないのは、抽出できない悪いブドウが原因ということもあるそうです。

ところで、ヴァンサンはかれこれ約1年以上前から「ブラックチョコレート・キャンペーン」なるものを展開中です。サンバレンタインデーには、僕にはブラックチョコレートをください!という、これまた随分勝手な話ではありますが、ヴァンサンにとってチョコレートの味わいは、まさにこのカカオのタンニンなのです。上質なカカオの味わいは確かに美味。ミルクチョコレートのミルクは、カカオのタンニンを隠すお化粧でしかなく、それが更にスキムミルクパウダーみたいな安価な混ぜ物だと、全く本末転倒なわけです。

ヴァンサンはよく、ワインの抽出をコーヒーにたとえます。煮出したり、搾り出したようなコーヒーのタンニンは不味いけれど、美味しいところの美味しいものだけを引き出したものがコーヒーでもワインでも美味しい、といいます。フランス語では「crème de la crème」と言いますが、英語では、「best of the best」といった感じでしょうか。これはタンニンやワインだけには限らない表現ですが、赤ワインの場合、タンニンの抽出は最も重要な要素の一つで、美味しいブドウから美味しい部分だけを取り出すことが大切なのです。

緑茶もまた然り。渋みの無い色だけのお茶では、まったく美味しくないのはおそらく皆さんご同意いただけるのではと思います。ところが、同じ渋みでも、3度も4度も煮出したようなものや、熱湯またはぬる過ぎる白湯で入れたもの、抽出の時間や、しまいには黄色くなった緑茶や、茶葉が古かったりしても、風味や味わいが全く劣りますよね。
上質の茶葉で、適度な温度と時間で入れた緑茶の美味しさは誰でも納得いただけると思います。そんな渋みは、甘さにも通じるような、しっかり口の中で感じ、嫌味がいつまでも口に残ったりはしない、ビロードで撫でたような舌触りです。そしてタンニンは茶葉の種類や生産方法や地域ごとに本当に千差万別ですね。

このことはどれも、「ワイン」や「ブドウ」に言葉を入れ替えてもほぼ同じことです。私は、渋み、タンニンは日本人の持つ立派な味覚の要素の一つであり、渋みの良し悪しはきっと皆さんも感じることのできる素養があるはずだと考えています。そしてワインの中にも美味しいタンニンを是非感じて味わってほしいと思っています。
Yoko


2015年10月16日金曜日

本物のボジョレー! ドメーヌ・ジャナン・ペール・エ・フィス

【ニュース!】 ジャナンのムーラン・ア・ヴォンが
デキャンター誌トップ2013クリュ・ボジョレーに選ばれました!
トップ2013クリュ・ボジョレー赤 デキャンター誌
(ジャナンのムーラン・ア・ヴォンは左端)
ムーラン・ア・ヴォン レ・ヴィーニュ・デュ・トランブレィ2013
ドメーヌ・ポール・ジャナン・エ・フィス 
マスター・オブ・ワイン(MS)のJames Lawther のコメント「繊細な赤果実にミネラルの特徴。しっかりとしたストラクチャーのスタイル。明快な表現。飲み頃:2015~2020年。アルコール度:13度」

ドメーヌ・ポール・ジャナン・ェ・フィスは、ボジョレーの伝統的スタイルのワイン作りを親子に渡り継続し、昨今の流行にあわせたり、敢えて飲みやすくするような妥協は一切ありません。上質な本物のボジョレーを是非お楽しみください!
(赤)ムーラン・ア・ヴォン クロ・デュ・トランブレィ2013
4,500円(税込4,860円)
ボジョレーの上級ワイン、クリュ・ボジョレーの中でも最も上質で力強いワインのムーラン・ア・ヴォン。クロ・デュ・トランブレィはジャナンのトップ・キュヴェです。力強くて同時に繊細。この味わいでこの値段はありえません。

(赤)ボジョレー・ヴィラージュ レ・ヴィーニュ・デ・ジュモー 2013
2,630円(税込2,840円)
ガメイというより上質ピノを思わせる素晴らしいワインです!

この秋、是非飲んでいただきたい本物のボジョレー。ご注文・お問い合わせはヴァンファン本浜まで。




ヴァンサンのコメント:
ボジョレーにはいくつかの異なる流派がありますが、今回のデキャンター誌の選考に残ったワインは、どれも伝統的なボジョレー・ワインの昔からのスタイルのものばかりです。
ドメーヌ・ジャナンでは、ムーラン・ア・ヴォンは2種類あって、クロ・デュ・トランブレィとヴィーニュ・デュ・トランブレィがあり、「クロ」のほうが上級です。2013年のどちらのワインも試飲しましたが、「クロ」のほうが更に深みがあり、甘美なタンニンがありました。2014年はもっと暑い年です。13年のほうはバランスのよいブルゴーニュワインのような繊細さがある一方、14年はコート・デュ・ローヌの北側のような味わいです。

2015年9月25日金曜日

L'assiette chez maman. 母の手料理

Ce qu'il y a de vraiment bon en France: la viande, le fromage, le vin. Les légumes sont bons également mais c'est très bon également à Kyushu. Je ne vais pas vous parler du poisson car c'est excellent au Japon. Il n'y a pas de secrets: la bonne cuisine c'est d'abord les bons ingrédients. Il faut les trouver et ne sont jamais bon marché. Après c'est relativement simple, il suffit de faire attention à ses fourneaux...

フランスで本当に美味しいものは、お肉、チーズ、そしてワインです。野菜も美味しいですが、九州のも美味しい。お魚は日本のものは素晴らしいので、ここでは話しません。
美味しいものに秘密はありません。美味しい料理には、まず美味しい食材は必要です。それは探さなければいけませんし、決して安いものではありません。そしてその後は比較的単純で、オーブン(調理加減)に気をつけるだけです。






 








Notre excellent boucher: Mr Martin... Il se fournit lui-mème auprès des éleveurs qu'il connait.
我ら村の素晴らしい肉屋のマルタン。彼は、肉について知り尽くしているだけでなく、料理も上手です。