2017年7月11日火曜日

ワインの価格について

ワインの日本での消費動向を調べていると、ワインの購入価格分布には二極分化の傾向があることに気がつきます。つまり、日本で購入・消費されているワインは、

1.メディアなどで頻繁に取り上げられるけれど、必ずしも上質とは言い難い著名ドメーヌの高価なワイン

2.できるだけ安いワイン

が最も多く、この二極の中間価格帯、大体3千円から1~2万円くらいのワインがあまり購入・消費されていないようです。

このことから言えることは、ワインのクオリティーには相応の価格があることに、消費者が気がついていないことが伺えます。

ワインというものがどういう所でどのように作られているかをご存知ならば、ワイン一本に何十万円も払うことは決してないし、ワインの美味しさがどこから来るのかを知っていれば、逆に安いワインの安い理由もまた明白です。ワインを飲むことを楽しむ愛好家ならば、広告宣伝に費やすよりはクオリティを追求する優良生産者の作る、品質に対して適正な価格のワインを探すでしょう。

原文(français)>Petite leçon de français et de vin...

2017年6月27日火曜日

Petite leçon de français et de vin...

Avec Jean-François Germain,  une référence à Meursault

Les gens ne connaissant pas le vin achètent généralement de 2 façons assez opposées:

1. Soit ils paient très cher des vins de domaines surmédiatisés et pas toujours qualitatifs.

2. Soit ils achètent les vins le moins cher possible.

Ils n'ont pas compris qu' il faut payer la qualité à un juste prix.

Quiconque connaissant comment est fait le vin ne paiera jamais plusieurs centaines d'euros une bouteille! Il cherchera l'excellence à des prix encore raisonnables chez des bons producteurs moins médiatisés.

サマーギフトのご案内


2017年6月22日木曜日

テロワール、テロワール・・・「テロワール」って何?

テロワール、テロワール・・・

シレックス Silex

「テロワール」という言葉が現在日本で流行しているようです。「テロワールワイン」をいたるところで見かけます。

でも、「テロワール」なワインってなんですか?

「テロワール」って何ですか? で、テロワールでないものって何?
もっと具体的に言うなら:テロワールの味わいやアロマって何? そして、テロワールでないものの味わいやアロマは? テロワールの特徴は? テロワールはどう見分けるの?

「テロワール」ワインは、他のものより良いの? もしそうなら何故良いの?
どの生産者が「テロワール」なのを作っていて、そうでないのは誰?

私たちのセミナーに参加した人なら、私たちの考えの大まかなアイデアはご存知でしょう。もしこの疑問に興味がある方がいたら、是非私たちに会いに来て・聞いてください! 勿論、このことを理解するには上質ワインを試飲しないといけません。しかし、上質なワインは、ブルゴーニュのワインでさえ大変少ないのです!!! 生産者の大多数は、実際のところ平均的で、そうでなければ酷いのです。だから、アペラシオンは必ずしも、品質 --もしくは「テロワール」-- を保証していません。



Original(Francais)> Terroir, terroir...

2017年6月21日水曜日

Terroir, terroir... Mais ca veut dire quoi????

和訳>テロワール、テロワール・・・

Terroir, terroir...

Silex

Le mot "terroir" semble à la mode au Japon en ce moment. On voit des "vins de terroir" partout...


Mais c'est quoi un vin "terroir"? 

Qu'est-ce qui est "terroir"? Et ce qui ne l'est pas?
Plus concrêtement: quels sont les goûts et arômes de terroir? Et ceux qui ne le sont pas? Comment les caractériser, les reconnaitre?
Les vins "terroirs" sont-ils meilleurs que les autres? Si oui, pourquoi?
Quels sont les vignerons qui font/ne font pas "terroir"?

Ceux qui ont assisté à nos séminaires ont une idée de ce que nous pensons. Si vous êtes intéressé par ces questions venez-nous voir! Bien sûr il faut gouter des vins qualitatifs peut comprendre. Mais les vins de qualité sont rares, même parmi les vins bourguignons!!!! La majorité des producteurs sont en fait moyens, sinon médiocres. L'appelation ne garantit donc pas toujours la qualité... ou le "terroir"...




2017年5月31日水曜日

ドメーヌ・ポール・ジャナン&フィス


Vins du Beaujolais : Deux cuvées qui subliment... 投稿者 larevueduvindefrance

2000年のソムリエ世界一のオリヴィエ・プッシエが、ドメーヌ・ポール・ジャナン&フィスのムーラン・ア・ヴォンについて語ります。「…20年から30年は十分熟成できる、セラーに必ず持たれることをお勧めするグランヴァンです!」


トップ2013クリュボジョレー
ムーラン・ア・ヴォン レ・ヴィーニュ・デュ・トランブレィ2013
(デカンタ誌より、詳しくはこちらにも)

【ベスト ボジョレー・ヴィラージュ】
■ボジョレー・ヴィラージュ レ・ヴィーニュ・デ・ジュモー07
【ベスト クリュ・ボジョレー】
■ムーラン・ア・ヴォン クロ・デュ・トランブレイ07
(共に、ベタネデソーヴ「フランスワインガイド2010」より)

ジャナンの記事は> [ブログ]ドメーヌ・ポール・ジャナン&フィス


2017年4月14日金曜日

ポルシュレ ポマール・シャンラン&フレミエ、ヴォルネイ・シャンパン2014

2017年4月8日に試飲。
ドメーヌ・モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレの
全て2014年。


ワインは全て12時間前に抜栓。

ワイン生産者カタルディーナ・リッポは、全除茎、低温マセレーション、16~18ヶ月の長い樽熟成。新樽約1/3。

ポマールPCシャンラン (shop)

明るい色調ながら力強い。口中の素晴らしい緊張感。大変余韻が長く、複雑で、素晴らしいレトロオルフェクション。偉大なワインです。

ポマールPCフレミエ (shop)

おそらくシャンランよりエレガント。勿論好みによります。
タンニンはずっと滑らかで、多分更に複雑で、かなり深い。レトロオルフェクションも素晴らしいです。

ヴォルネイPCシャンパン (shop)

タンニンは更にもっと滑らか。おそらくずっと温暖な畑のせい?スタイルが前2種とは多少違う感じ?色調は前2種よりも深い色合いで、多少濁っていて、ちょっとボルドーのワインのような感じです。大変楽しめるワインですが、少なくともこの日はまだ他の二つのレベルには至っていません。

これらのワインはどれも長熟するようデザインされています。10~15年の間に飲んでも全く問題ありません。これらのワインのスタイルは大変貴重です。これら3種のプルミエ・クリュを比較するのは大変興味深いです。今回の試飲から言えることは、ブルゴーニュの異なる畑のワインは、畑の位置があまり離れていなくても、味わいは全く異なるということです。そしてこの事から、彼女が大変明確なスタイルの良い仕事をする生産者だということが言えます。

追伸(2017年4月10日):これらのワインの作り手カタルディーナ・リッポとメイルでやりとりしました。(彼女は今アメリカで自分のワインの紹介をしているところです。)ヴォルネイが他のポマール2種と味わいが多少異なるので、この3つのワインの醸造プロセスが同じかどうかを尋ねました。彼女の返答は明確で、この3種のワインは全く同じ醸造を行ったそうです!!! 彼女曰く、シャンパンは暫く待つ必要があるとのこと。彼女のワインについては、私よりも彼女のほうが良く知っているけれど、私も同じ印象を持ちました。シャンパンはまだ果実味のある段階で、アミル基のアロマが現在あります。

追記:ヴァンファン本浜はドメーヌ・ポルシュレのワインの正規輸入者です。生産者セラーから直接定温輸入しています。

原文(Francais)>Porcheret - Pommard(s) Chanlins & Fremiers and Volnay Champans 14

2017年4月9日日曜日

Porcheret - Pommard(s) Chanlins & Fremiers and Volnay Champans 14


Tasted on the 8th of April: Porcheret's Pommard 1er Cru Chanlins, Pommard 1er Cru Fremiers and
Volnay 1er Cru Champans, all vintage 14.

Bottles were opened 12 hours in advance.

Winemaker Cataldina Lippo uses full destemming, cold soaking, long ageing in barrels
16/18 months. About 1/3 new oak for barrels.

Pommard PC Chanlins. Light color but powerful. Great tension in mouth, very long, complex, great retro-olfaction. Superb.
Pommard PC Fremiers. May be more elegant than the Chanlins, that is a matter of taste...
Tannins are smoother, may a bit more complex, quite deep. Superb retro-olfaction too.
Volnay PC Champans. Tannins are even smoother... May be due to a warmer parcel? Style seems to be slightly different (?). Color is darker than the two other wines, a little troubled, it looks a bit like a Bordeaux wine. Enjoyable but not as the level of the other two wines, at least on that day.

All these wines are designed for ageing. They can be drunk in 10 or 15 years without problems. The style of these wines is very precise. It was really interesting to compare these three PC wines. This tasting confirmed that burgundian wines from very close parcels can really taste differently. And this shows also that the winemaker is good with a very precise style.

PS - 10th of April: I had an email conversation with Cataldina Lippo who made these three wines. (She is now in the US to present her wines.) Since the Volnay tasted slightly different from the two Pommards I asked whether she really apllied the same vinification processes for the three wines. And her answer is clear: she dis exactly the same vinification for the three wines!!! She said that Champans needs to be waited for. She knows her wines better than I do but I have this feeling too. Champans is still too fruity with amylic aromas right now.

2017年4月5日水曜日

古酒の在庫

カーヴの奥底に眠る古いワイン。それは・・・○○○です!

日本に残るこの神話が消え去ることが無いのが不思議です。古いワインは美味しくはありません!それどころか逆です。相も変わらず同じような昔話ワインを取り揃え、信じられないようなストーリーを語り・・・という状況が今だに目につきます。

これは何故でしょう?上質の古いワインがそうも容易に入手できるのでしょうか?

まず、技術的・品質的な問題です。
今まで何度も述べてきましたが、10年や15年も先に飲まれるように作られたワインは本当に僅かしかありません。上質なワインだけ、つまり
- 大変上質なテロワールで作られたブドウで
- 良い生産者が
- 長期熟成するように作ったワイン
だけが、瓶中で7~8年で本当に良く熟成します。そして、そういうワインは大変稀です。15年位の後は、グランヴァンでも保存し続けることで更に得るものは何も無いです。

そして、ワインの出所について。

フランスの生産者の手元には、販売用の上質の古いワインの在庫はほぼありません。良い生産者のワインは、瓶詰めの年に、割り当てのある個人客か輸入者に全て販売してしまいます。それ以外の人には、売るものは何も残っていません。勿論生産者自身の自家消費用に少しワインを持っていたりしますが、皆さんが一観光客ならば、そういう古いワインを1ケース入手することを夢見たりしないでください。

ところが一方で、生産者によっては、またネゴシアンなんかは、販売されなかった(売れなかった)古いワインの在庫があります。皆知っています。そしてそれらが売れなかったのにはちゃんと理由があります。美味しくないからです。

そして、次の点、フランスや日本において中間業者を介して1本単位で購入したワインについて。レストランで売られなかったもの、セラーの中で忘れ去られていたものが奇跡的に発見された、オークションで販売された・・・等々。こういうものは、避けるべきでしょう。当然でしょう!第一に、並行輸入で再販売は限りなく違法の可能性があります。そして、こういったワインの適正な保存状態とワインの真偽性は大変疑わしいです。一般的には詐欺です

日本国内で長く保存されたワイン? ありえます。品質を求めるなら、良いワインショップが、良い輸入者の輸入した日本に到着して間もないワインを購入して、良いセラーに保存しておいたものでなければいけません。そういった本当に良い仕事をするワインショップや輸入者は大変稀です。(ヴァンファン本浜は勿論良い仕事をしています。) そういったところ以外から、上質の古いグランヴァンを購入する夢を見ないでください。

原文(Francais)> Stock de vieilles bouteilles...

2017年4月1日土曜日

Facebookグループ「福岡ワイン好きの会」について


我々ヴァンファン本浜は、Facebookページ「福岡ワイン好きの会」における我々への批判に応じなければならないことを大変残念に思います。が、このページは非公開で、私たちのアクセスは拒否されてしまったため、本ブログにて回答するしかありません。ここで本記事に関わる方々、特にこのFacebookページのオーナーと管理者の方々は、ご意見・コメントいただけるようでしたらどうぞこちらにお願いします。

当該Facebookページは、「ワイン好き」と題し、ワイン好きであればワインについてなんでも意見交換できる場だと理解していました。が、実際はそうではありませんでした。投稿するワイン瓶の写真の多くにコメントは殆ど無く、似通った有名ワインやもう昔話でしかないようなワインを挙げ続け、まるで飲んだということを自慢するだけで満足されているようなものが度々見られました。また、非公開ページであることを利用し、プロでは無い人たちが企画した私的ワイン会を大々的に宣伝し、そこに派生する利益は当然少なくはないようです。つまり秘密裏の非公式ビジネスがそこで横行していることは明らかです。

今まで私たちがそのページに参加していたのには2つの理由があります。まず第一に、私たちは心からワインについて意見交換したかったし、ワイン愛好家の意見に大変興味を持っていました。第2に、私どもは専門家として、そしてワインに真剣に向き合っている者として、人々の興味や消費動向を観察する目的です。そして参加してあまり日が経たないうちに、メンバーの挙げるワインが、疑わしかったり、あまりに馬鹿馬鹿しいか、でなければ偽ワインの可能性もあることに気づき始めました。60年物のDRCとか、大変古いペトリュスやオーゾンヌなど、超有名ドメーヌの古いヴィンテージのワインです。私どもはその状況にすぐに苛立ち始め、最近はそういった古いワインを見かけたら直ぐにそのワインの出所を尋ねるようにしました。しかし残念なことに、その質問にきちんと回答を得たのは、たった1度だけでした。

我々のコメントは、常に失礼の無いように、しかし明確に示していました。そのことで一部のメンバーと管理者は苛立ったのは明白です。結果、3月12日日曜日に我々のページへのアクセスは拒否されてしまいました。ですから、最後の、我々に批判的な人々からサポートを受けた人の完全に偏った我々への批判に、そのページの中で返答することさえできませんでした。

ではその当該投稿と議論は何だったかというと、メンバーの一人が投稿したワインパーティらしい様子でした。彼が挙げたのは、シャトー・ラトゥール ポイヤックの1945年のワインでした(写真以下)。ワインの値段は(多分)数十万とのことでした。勿論、値段は購入者の気分と狂気に依るでしょう。

そこで我々は、そのワインが本物かどうか尋ね、販売者や輸入者などの出所を質問しました。そのことに対し我々は何ら明確な返答は得られませんでした。代わりに、そのワインパーティに参加したと思われる方々が、我々の質問が失礼だと批判し始め、結果として管理者が我々をメンバーから消去したようです。

我々はこれは馬鹿げていると思います。まず第1に、そんな希少なワインを所有していたなら、どうやってそのワインを入手したか説明するのは全く問題ないはずだし、むしろ誇りを持ってお話しされるのではありませんか?もっと大事なことは、真面目なワイン商の専門家なら、自分が販売するワインの出所と真偽性についてちゃんとチェックすべきです。我々はその点においては一貫して真面目に取り組んでおり、これからもそれは決して変わりません。当該者との意見交換が不可能になってしまった今、この議論の正当性ついて、後は読者に判断を委ねます。

追伸。シャトー・ラトゥール45のワインについて、真偽性をシャトー・ラトゥールに直接問い合わせました。その事についてはまた後の機会に。

2017年3月22日水曜日

味には人の好みがあるのに、どうしてワインが美味しいかどうか判断できるの?

原文(Français)> "Bon" vs "Qualitatif"
私たちの大切なお客様マダムYの質問への私の回答をここに載せておきたいと思います。
マダムYの質問は:

味には人の好みがあるのに、どうしてワインが美味しい・良いかどうか判断できるの?

です。質問は一見単純に見えるかもしれませんが、その答えはそう明白でもありません。が、もしこの質問を正しく再定義できれば、答えもまた容易となります。

(ここでは「美味しい・良い」と訳した)フランス語の「ボン」は、いくつもの意味を持っていて曖昧かもしれません。
「ボン」の意味には
- (1)飲食を通して感じる喜びや楽しみ、または一般的に感じる喜びや楽しみ。よって、「ボン」は「心地よい」と同義語でもあります。
- (2)品質のレベルが高い。
これら二つの意味は実際には大変異なります。

最初の「ボン」は「心地よい」と同義語で、飲食の喜びと関係していて、これは全く主観的な表記です。「蓼食う虫も好き好き(趣味嗜好には理由がない)」ですよね?じゃあ、ここに議論の余地は無い! 実際、あるワインが「ボン」かどうか、この意味で客観的に判断するのは不可能のようです。それが、マダムYの意図した点のようです…

にもかかわらず、飲食の「心地よいの意味での美味しい」についていくつか言及することはできます。

1/ すでに述べたように、この「ボン」は「品質」ではありません。皆さんに納得いただくために、私の子供たちの例を紹介します。もし私が彼らに何が美味しいか、もしくは何を食べたいかと問えば、彼らはこれと言うでしょう:

けれど私は、これが上質とは見なさないでしょう。

2/ 味の文化、味覚の学習、もしくは食育と呼ばれるものがあります。
人の味覚というのは、その人の生活や経験如何によって発達します。乳児は母乳しか好きではありませんし、チーズ、マーマイト、味噌などの発酵食品の味わいを受け入れるのには、一般的には時間がかかる、などなど。

3/ 私はまた同時に、何でも美味しいというのにも理解できません。全て美味しいというのは、つまり味覚が全くない、もしくは批判精神が無いのと同じです。このことに関して、10年以上熟成した素晴らしいブルゴーニュの白ワインを試飲した時のことをお話ししましょう。私たちは、ペルーからの20名ほどのお客さんと一緒でした。誰もがその熟成白ワインを驚くべき素晴らしさだと言いました。ただ、ブルゴーニュワイン初心者の一人を除いては。彼女は、ワインが「フルーティー」でないという判断で、好きではないと言い放ったのです。彼女の分析は明快適切で、長期熟成させたこのワインには全く果実味は無く、実際だれもこのワインに果実味を追求しません。この方が、自分自身が好きか・喜ばせられたかどうかを知ることができる精神の完全な自由さに、私は大変感銘したのです。最後に、ワインを選ばなければいけない専門家が、どれも美味しいでは困ると思います。

では今度は、マダムYの素朴な質問中の「美味しい」を「上質」に置き換えてみると、

どのようにワインの品質(上質かどうか)を判断するのか?

となります。

今度は、私は客観的にワインの品質を評価することは全くもって可能だと断言できます。そのためには、観察可能で、妥当・健全な品質の基準を定めなければいけません。そうすれば全く問題ありません。

その基準にはどういうものがあるでしょう?その点については、幾つもの信条や学派などがあります。それはそこに集う人々の興味によって大変異なります。そして、沢山のストーリーがあります。中には信憑性に乏しいものも。

多くのストーリーの中で、私があまり高く評価していないものをあげると、
- 「古い」ワイン。これは日本では大変人気です。この場合、古ければ良いワインとなるわけです。だから、40年もののブルゴーニュ広域や、10年物のボジョレー・ヌーヴォーを飲むわけです。
- パーカー・ポイント。0から100点で点数付け。分かり易い。グル(導師)を信じるだけで十分。
- ワインの価格。更に絶対的な順列の基準です。高ければ高いほど良いワイン。
- 「自然派」ワイン。ワインが「自然に」作られていなければいけない。アイデアは美しいけれど、実態とは全く関連していない。
- 「亜硫酸塩不使用」ワイン。醸造の際に亜硫酸塩を仕様していなければよい。
- ビオディナミ。シュタイナーを始祖とするある種の宗教。誰も彼の本を理解できないでしょう。

ビオ」についてはもう少し皆さんにお話しできることがあります。ビオには政府機関が制定した仕様があります。アイデアは「化学的に合成したものをブドウ畑に使用してはいけない」ということです。勿論議論の余地は大いにあるのですが、ここではお話ししません。

皆さんに笑っていただいた(と、少なくとも私は願っているのですが)その後で、我々ヴァンファン本浜が支持する原則に戻りましょう。それは、「テロワール」ワインです。もしあなたがこの使い古された言葉を好きでないなら、アイデアを次のように言い換えてもよいです。

ワインが、ブドウが作られた場所の区画を反映したもの

区画のワインというこのアイデアは、ブルゴーニュ・ワインの格付けと商品化の中心を成すものです。

例えばここにジュヴレ・シャンベルタンの区画を記した地図があります。



区画とは、何ヘクタールかの四角い土地です。上級のブルゴーニュワインは、そのブドウの作られた区画の名前を付けます。アイデアは、まず最初に区画が品質を決め、そして大体ワインの値段も決まるのです。

最も有名な区画は、何世紀も前から定められています。フランス政府公式の格付けは、ブルゴーニュ・ワインは1936年(AOC)からありますが、これは畑の区画にのみ格付けするものです。一方ボルドーの場合は異なっていて、ワインを生産するドメーヌ(ボルドーではシャトーと呼んだりする)を格付けします。

もしワインがよく作られていれば、ブラインド試飲で、作られた区画を当てることも可能です。例えば、よく作られた「ラヴォー・サン・ジャック」は、ラヴォーのような味がするはずだし、カスティエはカスティエのような味わいのはずなのです。

マダムYの質問を再編成して回答すれば、ワインの根本的品質は、作られたテロワールを反映しているべき、と考えるならば明らかです。

そうすれば今度は、テロワール・ワインについて興味深い質問を更にすることもできます。
- テロワール・ワインはボン(美味しい)か?--「心地よい」と私は思います。
- テロワール・ワインのアロマや香りはどんなですか?試飲によってどのように見分けることができますか?
- テロワール・ワインはどのように作りますか?

そんな話をしたい方は、どうぞ私たちに会いに来てください。ご一緒に大いに語り合いましょう。

2017年3月21日火曜日

Stock de vieilles bouteilles...



Stock de vieilles bouteilles. C'est de la m***!

Je ne sais pas pourquoi mais le mythe au Japon est tenace.
Non! Tous les vins vieux ne sont pas bons! Loin de là au contraire.
Pourtant on voit apparaitre sur le marché pléiade de bouteilles folkloriques
avec des histoires incroyables racontées par les revendeurs...

Qu'en est-il? Peut-on se procurer aisément des vieux vins de qualité?

D'abord pour ce qui est de la technique et de la qualité des vins.
Comme on l'a dit souvent, très peu de vins sont faits pour être bus au-delà de dix-quinze ans.
Seuls des vins élaborés:
- à partir de grands terrroirs
- par des bons vignerons
- dans une optique de garde
peuvent réellement se bonifier sous verre 7-8 ans. Et ces vins sont rares. Après une quinzaine d'années les grands vins ne gagnent plus vraiment à la garde.

En ce qui concerne le sourcing.

D'abord il n'y a quasi pas de vieux vins de qualité à vendre chez les vignerons français.
Tous les bons vignerons vendent leurs vins l'année de mise bouteille et vendent tout
à leurs allocataires particuliers ou importateurs. Pour les autres demandeurs il n'y a malheureusement
plus rien à vendre. Bien sur ces vignerons gardent un peu de vin pour eux. Mais si vous êtes un touriste, n'espérez pas obtenir d'eux une caisse de vieux millésime.

Par contre il y a des stocks de vieux vins invendus chez certains vignerons ou négociants. Tout le monde les connait. Et il y a une bonne raison pour laquelle ces vins ne sont pas vendus: ils sont mauvais.

Maintenant quant aux bouteilles de secondes mains achetées à l'unité en Europe ou au Japon (invendus des restaurants,  découvertes miraculeuses de bouteilles oubliées dans une cave, ventes aux enchères...), c'est absolument à éviter! Bien sur. D'abord l'importation et la revente sont très certainement illégales. Ensuite l'état de conservation des ces bouteilles voire leur authenticité sont douteux. Généralement ce sont des arnaques.

De vieilles bouteilles sont-elles stockées au Japon? Possiblement. Pour la qualité il faut s'adresser à des bons cavistes qui ont mis des bonnes bouteilles en cave après les avoir achetées à un importateur compétent juste après leur arrivée au Japon. Il y a quelques rares cavistes et importateurs compétents (hormisVins Fins Motohama). À part cette dernière source n'espérez pas acheter des grands vins vieux de qualité.

2017年3月16日木曜日

"Bon" vs "Qualitatif"




Voici ma réponse à la question suivante d'une de nos chères clientes, Madame Y!

             Comment peut-on juger si un vin est bon puisque c'est une question de goût?

La question peut paraître naïve mais la réponse n'est pas à priori évidente. Si on reformule cette question correctement la réponse devient assez facile.

L'adjectif "bon" en français a plusieurs sens et de fait peut être ambigu.
Il peut désigner:
- (1) Le plaisir ressenti lors d'une dégustation ou le plaisir ressenti généralement. "Bon" est alors synonyme d'"agréable.
- (2) Un niveau qualitatif élevé.
Ces deux sens sont en fait très différents.

Le premier "bon" synonyme d'agréable et lié au plaisir de la dégustation est une notion totalement subjective. "Tous les goûts sont dans la nature" n'est-ce-pas? Donc ça ne se discute pas! De fait il semble impossible de déterminer objectivement si un vin est "bon" en ce sens. Ce qui semblait être le point de Madame Y...

Néanmoins on peut faire quelques remarques à propos de ce "bon-agréable" de la dégustation.

1/ Comme on l'a dit,  ce "bon" n'est pas "qualitatif". Pour vous en convainvre, je vous donnerai l'exemple de mes enfants. Si je leur demande ce qui est bon pour eux, ou ce qu'ils veulent manger
il me diront ça:


Je ne considère pas que cela soit qualitatif.

2/ Il existe une culture du goût, un apprentissage ou une éducation pour le goût.
Le goût d'une personne évolue certainement au cours de sa vie, en fonction de ces expériences. Un nourisson n'aimera que le lait de sa mère, les goûts des produits fermentés (fromages, marmites, miso ...) nécessitent généralement un temps d'adaptation, etc...

3/ Je ne conçois pas non plus que l'on puisse trouver tout bon. Trouver tout bon cela signifie n'avoir aucun goût ou ne pas avoir d'esprit critique. À ce propos je veux vous raconter une magnifique dégustation de grands blancs bourguignons de plus d'une dizaine d'années. Nous étions une petite vingtaine (des clients péruviens!). Tout le monde trouvait les vins étonnants sauf une personne novice en vin bourguignon. Elle a osé dire qu'elle n'aimait pas en justifiant que les vins n'étaient pas "fruités". Son analyse était tout à fait pertinente! En effet il n'y a pas du tout de "fruit" dans les vins de garde et d'ailleurs personne ne le recherche dans ces vins. J'ai vraiment apprécié le fait que cette personne soit totalement libre d'esprit et capable de savoir ce qu'elle appréciait ou non. Enfin je pense aussi qu'un professionnel qui doit sélectionner des vins ne peut pas trouver tout bon...

Reformulons maintenant la question faussement naïve de Madame Y en substituant "qualitatif"   à "bon".

Comment peut-on juger de la qualité d'un vin?

Je peux alors affirmer qu'il est tout à fait possible d'évaluer objectivement la qualité d'un vin. Il faut pour cela se fixer des critères qualitatifs obsvervables et bien fondés. Il n'y pas alors pas de problèmes.

Quels peuvent être ces critères? Sur ce point il y a plusieurs crédos, plusieurs écoles... Cela varie selon les centres d'intérêt des gens. Et il y a aussi beaucoup d'histoires, certaines peu crédibles!

Parmi les histoires auxquelles j'apporte peu de crédits, mentionnons:
- Les vins "vieux". C'est très populaire au Japon. Un vin est bon s'il est vieux. C'est pour cela que les gens boivent avec délectation des Bourgognes génériques de 40 ans d'âge ou des Beaujolais Nouveaux d'une dizaine d'années.
- Les Notes Parker. De 0 à 100. C'est facile, il suffit de croire le gourou.
- Les Prix des vins. Encore un ordre total! Plus c'est cher, meilleur c'est.
- Les vins "nature". Le vin doit être fait "naturellement". L'idée est belle mais ne correspond à aucune réalité.
- Les vins "sans soufre". Il suffit de ne pas utiliser de soufre pour les vinifications...
- La biodynamie. C'est une religion, inventée par le gourou Steiner. Personne n'a jamais pu comprendre ses livres.

J'ai un avis plus partagé concernant le Bio. Il y a un cahier des charges établi par une agence d'état. L'idée est de ne pas utiliser de chimie de synthèse dans les vignes. C'est discutable mais je ne veux pas en discuter maintenant.

Après avoir rigolé -- du moins je l'espère -- venons-en au crédo auquel nous (Vins Fins Motohama) adhérons. Il s'agit des vins de terroir. Si vous n'aimez pas ce terme galvaudé, retenons l'idée suivante.

Un vin doit refléter la parcelle d'origine des raisins dont il est produit.

Cette idée de vin de parcelle est le cœur de la classification et commercialisation des vins de Bourgogne.

Voici par exemple un carte sur laquelle figurent les parcelles de Gevrey-Chambertin.


Une parcelle est un rectangle de terre de terre de quelques hectares. Les vins bourguignons de qualité portent les noms de leur parcelle d'origine. L'idée est que c'est d'abord la parcelle qui détermine la qualité et donc aussi plus ou moins directement le prix du vin.

Les parcelles les plus fameuses ont été définies depuis des siècles. Un classement officiel de l'état français existe depuis 1936 (AOC) pour les vins Bourguignons et ce sont uniquement ces parcelles uniquement qui y sont classées. Le cas est différent des vins de Bordeaux pour lesquels ce sont les domaines productions (ou châteaux  en Bordelais) qui sont classés.

Si vin est bien fait, je peux vous assurer qu'il est possible de retrouver lors d'une dégustation à l'aveugle sa parcelle d'origine. Par exemple un "Lavaux Saint Jacques" bien fait doit goûter comme un Lavaux, un Cazetiers doit ressembler à un Cazetiers, etc...

La réponse à la question de Madame Y, une fois reformulée, est donc claire si l'on considère que la qualité primordiale des vins doit être de refléter leur terroir d'origine.

On peut maintenant de poser la question de l'intérêt des vins de terroir.
- Les vins de terroir sont-ils bons? -- Je veux dire "agréables".
- Quels sont les arômes et fragances des vins de terroirs? Comment les reconnait-on à la dégustation?
- Comment fait-on les vins de terroirs?

Venez-nous voir. Nous en parlerons.
Amicales salutations.
Vincent.

2017年3月15日水曜日

About the FB page "Fukuoka Winezuki Nokai"

The page that we are talking about is this one.


We, Vins Fins Motohama, feel sorry but we have to answer criticisms about our company that occured within this page.  Since we have been denied the access to this page that is private, we do it in the article below. We leave it to people concerned by this article, and in particularly the owners and regulators of that FB page, to reply in comments, would they wish to do so.

The claimed purpose of this FB page is to share opinions about wines. Actually this is not the case. Discussions or opinions about wines are rare in that page. People keep on posting pictures about bottles without any tasting notes, it seems that they are just happy to show off with prestigious or folklore bottles. A few non-professionals also keep on adverting about private wine parties with non-negligeable fees that they organise. So there is obviously some murky unofficial business happening there.

So far we have been following this list for two reasons. First of all we sincerely hoped to share opinions about wines and were interested about wine amateurs' views. Secondly, since we are professionals and serious about wines we were interested in looking at people's interests and consumption habits.  Quite quickly we realised though that many bottles presented by list members look suspicious -- if not ridiculous -- and some could possibly be fake, like old vintages from prestigious domains (60 years old DRC, old Petrus or Ausone, etc... to name some...). We felt quite annoyed about the situation and started recently querying systematically about the origins of such bottles. We have to say that we nearly never got any clear answers -- except once.

Our comments were always polite but clear but they obviously upseted a few list members and also regulators. Eventually our memberships and access to the FB list was removed after a thread posted on sunday the 12th of March.Therefore we could not even further reply to the ultimate totally biased criticism of the regulator in that thread that supported the side against us. We eventually got a copy of it that we decided not to reproduce.

So what was the thread about?

A member of the list posted a few pictures about a wine party. He showed a bottle of Château Latour à Pauillac vintage 1945 (photo below). Price of it should be about a few hundred thousand yens (may be?) depending of buyers' mood and madness.


We asked then whether he was sure that this bottle was genuine and asked for the origin of it (seller,  importer, etc...). We could get no clear answers to this. Instead a few members that seemed to have taken part in the wine parties criticised our queries claiming it was offensive. Eventually one of the list regulator added an ultimate comment supporting criticisms against us. 

We think that this is ridiculous. First of all, it should not be a problem, but rather a pride, for any owner of such a prestigious bottle to explain how he gets it. No? More importantly, we also think that any serious professional wine sellers should check and be able to certify the origins of the bottles he sales. We have been serious about this point and we will ever be. We do not have to justify anymore. So we leave it to the reader to make its own opinion about the dispute.

PS: Regarding the above bottle of Château Latour 45, we contacted the Château Latour and also the seller of the bottle to make sure that the bottle is genuine. But that is another story.



2017年2月18日土曜日

福岡ワインセミナー第9回「ヴォルネイとポマール」 その3:ポルシュレ

福岡ワインセミナー

第9回「ヴォルネイとポマール」
その3: ポルシュレ

日時:2017年4月8日(土)午後1時半から(予定)
会場:ビストロTABATA
(〒8100023 福岡県 福岡市中央区警固1丁目1-10)
会費:6,500円(講座と試飲)
最少催行:6名

試飲ワイン:
ドメーヌ・モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ
■ ヴォルネイ プルミエ・クリュ シャンパン 2014
■ ポマール プルミエ・クリュ シャンラン 2014
■ ポマール プルミエ・クリュ フレミエ 2014

生産者紹介> ドメーヌ・モンテリー=ポルシュレ=ドゥエレ(ポマール、ヴォルネイ、ムルソー、モンテリー) Domaine Monthélie-Porcheret-Douhairet. Pommard-Volnay-Meursault


2017年2月12日日曜日

Tasting: Volnay & Pommard 14 - Cyrot-Buthiau 試飲:ヴォルネイ&ポマール シロー=ブチヨー


昨日の福岡ワインセミナーでワイン2種試飲しました。

両ワインのスタイルは古典的、茎なし、低温マセレーション、適度な抽出、1年余りの樽熟成(新樽率は低い、30%くらい?)。オリヴィエ・シローは、作られた場所をよく表していながらも、親しみやすいワインを作ることを目指しています。彼の村名とプルミエ・クリュのワインは通常数年後には楽しめます。

ヴォルネイのワインは、ヴォルネイの丘の斜面下部の区画:ポワソ、ルレ、クロ・マルタン、ファミンから作られています。ポマールのワインは、ポマール村名の南側の丘の斜面下にある区画クラと、ポマールの峡谷の南側にある区画コンブ、リオット、ヴォーミュリエール、ヴァシュ(こちら側の斜面の向きは僅かに北向きです)から作られています。ポマールの区画はヴォルネイのそれよりもずっと冷涼で、それがワインに現れるでしょう。

ワインは抜栓直後に注ぎ、その後約1時間かけて試飲しました。その後、私とヨーコは、約5~6時間後に残りのワインを試飲しました。酸素の効果は大変明瞭で、これは両ワインにとって良いサインです。どちらもまだ若いワインですが、酸素との反応が進むにつれ二つのワインの違いがどんどん明らかになっていきます。どちらも良いタンニンを持っていて、(重合反応による)酸化の益を享受しています。ポマールはデキャンタージュが必要かもと思っていましたが、その必要はありませんでした。タンニン由来のレトロ・オルフェクションはどちらのワインもかなり印象的で複雑でした。


ポマールのワインのほうがタンニンが多く、多少荒々しいですが、これは冷涼なポマール地域のブドウの厚い果皮からくる典型的な味わいです。ヴォルネイのワインと比較するとポマールのほうが冷涼なアロマによって更に深みのあるワインのようです。村名ワインでありながら特に余韻の長さが素晴らしく、悪いものや邪魔なものは何も無く、タンニンは良く楽しめます。

ヴォルネイのワインのほうが、ポマールと比べてより軽い、もしくは「女性的」(これがヴォルネイの典型的イメージですが)で、チャーミングな香りがあります。口に入れた時の最初の味わいは「鉛筆の芯」で、レトロオルフェクションは「オレンジの皮の苦み」。これは私の表現ですが、ちなみに、私はこの同じ味わいのある、この同じ地域から作られた2つの違うワインを知っています。1つはビュイッソン=シャルルのAOCブルゴーニュ ピノ・ノワールで、もう一つはドメーヌ・アンリ・ジェルマンのムルソー クロ・デ・ムーシュです。つまり、これらのワインは大変良く作られていて、この作られた場所を良く表しているのです。

要するに、私はこのポマールとヴォルネイが大好きです。何故なら、人工的な味わいは何もなく、これらのワインの本来あるべき味わいがそこにあるからです。このポマールとヴォルネイの上質な村名ワインは、現在既にかなり楽しめます。

Tasting yesterday of these two wines at our wine seminar in Fukuoka.

Their style is "classical", no stem, cold soaking, reasonable extractions, elevage in barrels for a bit more than one year with little new barrel (30% -- I guess). Olivier Cyrot aims at accessible wines that reflect their origins. His village and PC wines can usually be appreciated after a few years.

The Volnay wine is made from parcels in the bottom of the slope of the Volnay hill: Poisots, Lurets, Cros Martin, Famines. The Pommard  wine is made from the parcel Cras that is located at th bottom of the hill in the south of  the Pommard village and from parcels Combes, Riottes, Vaumuriens and Vache, all located on the south side of the Pommard combe. (This is the side where orientation of the slope is rather North then.) That Pommard area is much colder that the Volnay one and that will reflect on the wines.

The botlles were served straight after opening and we tasted them for about one hour. Yoko and I could taste a bit of remaining wine 5-6 hours after opening. The effect of oxygen was noticeable and very positive on the two wines. Both these wines are rather young and the differences between the two wines became clearer and clearer with oxydation.  Both have nice tannins that benefit from oxydation (for polymerisation). I thought that the Pommard wine would have required decanting but that was eventually not the case. The retro-olfaction was quite impressive and complex with these two wines, due to tannins.

The Pommard has more tannins, which are a bit rougher also, which is typical of thick grape skins due to lower temperatures in the Pommard area. Compared to the Volnay wine, the Pommard wine seems deeper with these colder aromas. Great length especially for a village with nothing bad, tannins were quite enjoyable.

The Volnay wine was lighter or more "feminine" (this is the usual picture!) with charming fragance. First effect in mouth was "pencil lead" and retrolfaction gives "bitter oranges". This is how I would describe it... Note that I know these aromas from two other wines from the same area namely the Bougogne Pinot Noir AOC from Buisson-Charles and the Meursault red Clos des Mouches of Domaine Henri Germain. That makes me think that all these previois wines are well made since they do reflect their origins...

To sum up, I liked very much these two wines, since they are really well made with no artifacts and really tasted like what they should: two fine village wines, one from Volnay and one from Pommard.
They are also quite enjoyable, right now. 

Campai!

2017年1月24日火曜日

福岡ワインセミナー 「ヴォルネイとポマール」 その2: シロー=ブチヨー 2/11

(2017/2/5追記)

福岡ワインセミナー

「ヴォルネイとポマール」
その2: シロー=ブチヨー

日時:2017年2月11日(土)13時から
会場:ビストロTABATA
(〒8100023 福岡県 福岡市中央区警固1丁目1-10)
会費:4,000円(講座と試飲)
お申込は2/7(火)までにお願いします。

「ヴォルネイかポマールか?」
この世には2種類の人間がいます。ヴォルネイが好みかポマールが好みか。では貴方はどちら?
良年の才能ある生産者の村名を比較試飲します。ヴォルネイとポマールの典型を知りたい方、ご自分の好みを見極めたい方、ヴァンファン本浜のセミナーに参加してみたい、などなどこの機会にどうぞ御参加ください!!

試飲ワイン:

  • ヴォルネイ2014
  • ポマール2014
共にドメーヌ・シロー=ブチヨー
(参加者数によって試飲ワインを増やすこともあります。)



その1(2017年1月14日)の概要>
その1(2017年1月14日)セミナー後の試飲コメント>

お申込み・お問合せはヴァンファン本浜(連絡先)までお願いします。


Question is: Volnay OR Pommard?

There are two kinds of people in this world. Those
who prefer Volnay and those who prefer Pommard.
So which side are you? 


2017年1月17日火曜日

ドメーヌ・デラポート(サンセール、シャヴィニョル村) Domaine Delaporte à Sancerre-Chavignol

マチュー・デラポート(左)。シャヴィニョル村とモン・ダネ
Matthieu Delaporte à gauche, Chavignol et Les Monts Damnés

要チェックのドメーヌです。若きマチュー・デラポートが、みなぎる情熱を持って家族経営のドメーヌを引き継いだのはつい最近です。以来彼は全てを変えてしまいました!ドメーヌは、サンセールとシャヴィニョルにカイヨット、シレックス、そして、マルヌ土壌のソーヴィニヨンのブドウ畑レ・モン・ダネ、クロ・ド・ボージュにはピノの畑、と大変良い区画を所有しています。

彼の2015年の白ワインを試飲しましたが、どれも大変素晴らしい!その後昨夏収穫直前に彼を訪問し、完璧な畑仕事、新しい醸造所と投資、若きマチューのやる気と良いセンス(私が年をとってしまったので、彼を若いと呼んでいるのだけれど・・・)などなど、沢山を目の当たりにしました。

我々は今回彼の2015年のワインを3種類仕入れました。サンセール・シャヴィニョルは、彼のエントリーワインで、発酵はステンレス発酵槽で、ブドウはカイヨットの畑のものです。彼の2つの上級ワインは、発酵熟成は勿論(‼)木樽です。一つ目はシレックスの畑、もう一つは、「テール・ブランシュ(白い土)」と呼ばれるマルヌ上の著名な畑モン・ダネです。試飲は大変納得の味わいで、アロマは、グレープフルーツ、ツゲ、猫のオシッコなどに例えられるソーヴィニヨンの品種由来の味わいとは全く無縁で、これら二つの区画の違いが大変良く表れています。この二つのワインは大変素晴らしく、長期熟成も可能でしょう。

私たちはこのドメーヌの赤とロゼにも注視していますよ・・・

Voici un domaine à surveiller de près. Le jeune Matthieu Delaporte a repris depuis peu le domaine familial avec beaucoup d'énergie, de passion et de sérieux. Et avec lui tout a changé! Il dispose de très belles parcelles sur Sancerre et Chavignol: des caillottes, des silex et des marnes avec notamment des vignes de Sauvignon sur les Mont Damnés et des pinots sur le Clos de Beaujeu.

J'ai pu goûter ses vins blancs dans le millésime 15. Ils étaient excellents. Je lui ai ensuite rendu visite cet été juste avant les vendanges. J'ai pu constater plusieurs choses: le travail impeccable des vignes, les travaux et l'investissement dans le chais, la volonté de fer et le bon goût du jeune Matthieu (je dis "jeune" mais c'est moi qui suis vieux en fait...).

Nous avons acheté ses trois cuvées de blanc sur le millésime 15. La cuvée Sancerre Chavignol constitue son entrée de gamme avec fermentations en cuve, les raisins sont issus de vignes sur des caillottes. Ses deux cuvées haut de gamme ont leurs fermentations et élevages en fût -- comme il se doit! L'une (Sylex) est issue de vignes sur silex, la seconde provient de la fameuse parcelle des Monts Damnés sur marnes appelées "terres blanches".  La dégustation est très convaincante, les arômes n'ont rien à voir avec le variétal sauvignon (pamplemousse, buis ou pipi de chat...) et la différence entre ces deux parcelles apparaît très nettement. Ces deux derniers vins sont excellents et promis à une grande garde.

Nous gardons un oeil très attentif sur les rouges et rosés produits au domaine...
 

シレックス
Silex...

それともモン・ダネ??
ou Monts Damnés??

新品の醸造所と上級ワイン用の木樽
Le chai tout neuf et les futs pour les cuvées haut de gamme

15年の赤を試飲しています
Nous goutons les rouges 15

赤ワインの樽熟成
Élevage en fût des rouges
デカンタ誌も彼のロゼの虜です…
Decanter went mad with their rosé...


ドメーヌ・シロー=ブチヨー(ポマール村)のオリヴィエ・シロー Olivier Cyrot - Domaine Cyrot-Buthiau à Pommard

ドメーヌ・シロー=ブチヨーは、ポマールとサントネイにプルミエ・クリュの畑をいくつか、そしてポマールとヴォルネイに村名畑をいくつか所有しています。作り手オリヴィエ・シローは大変古典的なワイン作り(低温マセレーションと除茎)で、柔らかい抽出と、果実味を尊重した樽熟成です。要約すると彼のワインは良いタンニンと酸味に果実のフレッシュ感が同時にあります。テロワール(つまりブドウが出来た畑)の恩恵をたっぷり享受した、大変本格的なAOCワインで、私は大好きです。試飲すれば一目瞭然です。

ワイン
ポマール村名とプルミエ・クリュは何年か寝かせた後に楽しめる一方、ヴォルネイ村名は、ずっと女性的なタンニンなので、若くから楽しめます。ポマール プルミエ・クリュのシャルモ、アーヴレ、シャニールの区画別ワインは、本当に異なっていて、その違いを大変楽しめます。村名のポマールとヴォルネイは大変典型的です。サントネイとマランジュのクロ・ルソもまた、隣り合って同じ名前の畑でありながらも、マランジュはマランジュらしく、サントネイもまた然りです。こうやって、大変異なるワインを比較できるのもまた彼の醍醐味です。

Le domaine Cyrot-Buthiau possède quelques parcelles de PC sur Pommard et Santenay, des villages sur Pommard et Volnay. Olivier Cyrot fait des vins très classiques (macérations à froid et égrappage) avec des extractions douces et des élevages en fût qui respectent le fruit. Pour résumer ses vins présentent à la fois de beaux tannins, de belles acidités et du croquant. J'aime beaucoup ses vins qui sont très authentiques de leur AOC et fidèles à leurs terroirs (aka: parcelles d'origine). Les dégustations sont très convaincantes.

Les vins
Ses Pommard(s) village et premiers crus se boivent bien après quelques années de garde, son Volnay village avec des tannins plus féminins peut s'apprécier plus jeune. Les vins des parcelles de Pommard PC Charmots, Arvelets et Chanière sont bien différents et aisément identifiables, les villages Pommard et Volnay sont très typés eux aussi. Il en va de même de ses Clos Roussots Santenay et Maranges: ces deux parcelles sont contigues et portent le même nom,  mais l'une est sur Maranges l'autre sur Santenay. Il est très amusant de les comparer car ces deux vins sont très différents...


2017年1月15日日曜日

試飲ノート:ヴォルネイ プルミエ・クリュ 福岡ワインセミナー「ヴォルネイとポマール」にて

福岡ワインセミナー「ヴォルネイとポマール」その1:プルミエ・クリュを昨日ビストロTABATAにて開催しました。御参加いただいた皆様ありがとうございました。

【ヴォルネイ プルミエ・クリュ レ・ザングル2010ドメーヌ・ルシアン・ボワイヨ】古典的なスタイル、茎を使用せず、低温マセレーション、ふんだんな抽出、長い樽熟成。作り手ピエール・ボワイヨは長熟ワインをデザインし、通常そのワインの全容を現すまで時間がかかります。このワインは現在準備が整い、この日大変素晴らしかったです。真面目な本物のワインです。レ・ザングルの区画はヴォルネイの斜面でもかなり寒い位置にあり、通常しっかりとしたタンニンを作ります。このワインはまさにそうで、その上エレガントです。素晴らしいスタイルです。残念ながら、このように作られるワインはあまりないのです。

【ヴォルネイ プルミエ・クリュ サントノ2010ドメーヌ・ビュイッソン・シャルル】作り手はパトリック・エッサ。私は樽から味見して以来の試飲です。多少茎が使われているものの、比較的きれいなワインです。ピエール・ボワイヨとの比較も大変面白かったです。スタイルの違いから来るアロマの差異もよく分かりました。サントノはかなり日当たりの良い区画で、このワインのブドウが作られた区画の斜面上部は、シャルドネにも適した土壌です。こういった畑はエレガントなタンニンの優しい赤ワインを作りますが、このワインはまさにそうです。1つ目よりもタンニンが少なく、かなり楽しめるワインです。かなり複雑です。正確で、よく作られています。

Tasting session yesterday at TABATA's. Thanks to those attending! Tasting notes.

Volnay PC Les Angles 10 Dom. Lucien Boillot. Classical style, no stem, cold macerations, generous extractions and long ageing in barrels. Pierre Boillot's wines are designed for ageing and usually need time before revealing their full potential. This one is now ready and it is great. It is serious and genuine. Les Angles parcel is a quite cold one on the Volnay coteau and usually gives grapes with solild tannins. That was case with that wine which was also elegant. Great style. Unfortunately not many wines are done this way.

Volnay PC Santenots 10 Dom. Buisson Charles. The winemaker is Patrick Essa. I had not tasted this wine since I tasted it from the barrel... There is a bit of stem in this wine, still it is rather neat. It was fun to compare the styles with Pierre Boillot's. Aromas are different due to style differences and parcels. Santenots is quite sunny and the top of the parcel where the grapes of this wine come from is also suitable for chardonnay. It usually yields soft wines with elegant tannins. That was the case. Quite enjoyable wines, less tannic than the first one. Rather complex. Precise and well made.